冊子のページ構成について
2022/11/08
紙の冊子はその性質上、ある程度のページ構成が決まっています。
書籍の出版を希望する方にとってページ構成の理解は必要不可欠と言えるでしょう。
今回は冊子のページ構成について解説していきますので、ぜひ身近な本と見比べながら読んでみてくださいね。
冊子のページ構成
紙の本、いわゆる「冊子」は複数の紙を束にした形状が特徴的ですよね。
そのためページ構成には以下のような決まりがあります。
・総ページ数は必ず偶数(8の倍数が理想)
・表紙や白紙のページも1ページとして数える 総ページ数を「8の倍数が理想」としているのは、面付けの仕様によるものです。
冊子を印刷する時はページを1枚ずつ出力するのではなく、大きな紙に複数のページをまとめて印刷し、製本時に裁断します。
この時1枚の紙に8ページをまとめて「面付け」するため、総ページ数は8の倍数が望ましいというわけです。
なお、面付けのしかたによっては8ではなく4の倍数でも良い場合があります。
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出版物には、ページ構成以外にも細かい決まりが膨大にあります。
全てのノウハウを一般の方がすぐに理解するのは難しいでしょう。
経験豊富な編集者と協力して素敵な本を作り上げていきましょう。
まとめ
冊子のページ構成には「紙の表と裏がそれぞれ1ページになる」「表紙や白紙も1ページとして数える」などの決まりがあります。
また面付けの性質上、総ページ数は必ず偶数で8もしくは4の倍数が望ましいとされています。
こうした出版のノウハウを一般の方がすぐに網羅するのは難しいものですよね。
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