校正・推敲・校閲の違いは?
2023/07/15
文章を修正する際に行なわれるのは校正・推敲・校閲です。
それぞれ異なる特徴があるので、この機会に違いについて把握してみませんか。
そこで今回の記事では、これらの言葉の違いについて解説していきたいと思います。
校正・推敲・校閲の違い
それぞれの特徴は、以下の通りです。
校正
文章の表記ミスを修正するのが校正です。
誤字脱字や表記ゆれ、誤植(ミスプリント)などをチェックします。
校正は出版社の校閲担当者など、著者以外が行なうことが多いです。
推敲
推敲とは文章をじっくり読み直し、より良い文章へと修正していく作業のこと。
同じ意味の文章でも、もっと情景や心情が伝わる言い回しに変更したりすることで、さらにクオリティの高い文章にできるでしょう。
論理的に矛盾がないかどうか、といったこともチェックしますよ。
推敲は編集者のサポートのもと、著者が行なうことが多いです。
校閲
校閲では内容のミスを修正します。
年代に誤りはないか、事実関係は違っていないか、といったことをチェックします。
校正だけでなく校閲も行なうことにより、文章の信頼性がさらに高まります。
校閲は校正と同じく、著者以外の人に依頼するのが一般的です。
まとめ
校正では表記ミスの修正をし、推敲では文章のクオリティを高め、校閲では内容のミスを修正します。
ちなみに「推敲→校正→校閲」という順番で行ないますよ。
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